痛みを感じさせない治療
歯医者が苦手な方でも安心できる体制を整えています
インプラント治療と言えば、とても痛くて怖いというイメージをお持ちの方が多いと思います。しかし実は、インプラントは歯科治療の中でもあまり痛みを感じない治療法です。
お口の中にある痛みの神経は、脳神経の1つである三叉神経(さんさしんけい)によって顎の骨をとおって歯に入り、歯髄となります。そのため、歯には痛覚の神経がたくさんあり、むし歯になるとこの歯髄が炎症を起こして疼き(うずき)や痛みといった症状が出てきます。
これに対し、顎の骨には痛覚の神経がほとんどありません。インプラント治療は粘膜を切開して顎の骨にインプラントを埋め込みますが、痛覚をもつ神経が顎の骨には少ないので、インプラントの埋入処置があまり痛くないのです。そのためインプラント治療は、局所麻酔だけでも十分痛みを感じさせずに治療を行うことができます。
当院の麻酔方法
局所麻酔
表面麻酔と2%塩酸リドカイン、1/8万エピネフリンを使用します。十分に麻酔が効いてから処置を始めますので、治療中に痛むことはほとんどありません。
全身麻酔
どうしてもインプラント治療が怖いという方には、全身麻酔を行います。
全身麻酔とは、外科手術に際して患者さんに苦痛を与えないように、中枢神経系あるいは末梢神経系を抑制する方法です。全身麻酔を導入している歯科医院は全国でもほとんどありません。これにより、当院でなら歯科治療が苦手な方でもインプラントを選択していただけるようになりました。
全身麻酔薬の濃度は、低レベルに抑え、意識があってコミュニケーションが取れる程度までを目標にしております。「眠る一歩手前」くらいの状態で処置をしております。